◆ RF基板 ◆
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 ・写真をクリックすると大サイズで表示します。

・2009年3月15日(日)
・RF基板の続き

・EDCさんから高電流型ダイオード(D12)の代替え品をいただきましたのでここでリードを整形して取り付けました。

 
・部品面側2箇所、余ったリードでジャンパします。
 
・半田面側2箇所ジャンパします。
 
・I/OコントローラをICソケットに挿入します。
 
〜目視検査〜

〜抵抗値検査〜
・電源スイッチはOFFにします。
・マニュアルに記載されているいずれの測定点以上の値で良好であることを確認しました。

・12V IN
(マニュアル >500Ω)
・I/Oコントローラまで取り付けた様子
 (部品面)
 (半田面)
・試験するために各パネルを仮組み立てします。
・左右のサイドパネル。
・左右のサイドパネルをRF基板に2D留め具で仮止めします。
 
・底面にチルトスタンドを取り付けします。
・卵形の脚を仮留めします。
 
・チルトスタンドを立てると卵形の脚に入りやすいです。チルトスタンドは比較的固いので片側の卵形の脚を緩めるとよいようです。
・卵形の脚を微調整してチルトスタンドの位置を調整します。
 
・底面を取り付ける前に、半田面側のリードなどが底面に当たっていないか確認します(当たっているとショートします)。
・RF基板をひっくり返したまま、フロントパネルユニットをRF基板にコネクタがうまく勘合するように挿入します。
・フロントパネルユニットがうまく勘合できると、ヘッドホンジャックの高さとフロントパネルユニットとの高さが丁度同じ高さになります。
 
・2D留め具にネジで仮固定します。
・フロントパネルユニットを取り付けた様子
 
・コントロール基板を取り付けます。
・勘合する3つのコネクタが揃っていることを確認し、RF基板に挿入します。
 
・六角レンチを取り出します。
・ここではコントロール基板を取り外す練習をします。手で引っ張っても抜けません。LIFT↑手前のネジを支点とし、↑の穴に六角レンチを入れてテコの原理を利用して取り外します。
 
・取り外したコントロールパネルを元に戻します。
・2個のネジでフロントパネルとコントロールパネル基板を一緒に固定します。

〜調整と試験、パート1〜
 コントロール基板とフロントパネルのほとんどの回路テストをします。スイッチ、表示などに慣れていきます。
 TAP(タップ)「短い押し」、HOLD(ホールド)「1/2秒程度の長い押し」にも慣れていきます。

・初期試験
各ツマミをマニュアル通りにセットします。
コントロール基板のP7側INT(内部側)にショートジャンパーピンをセットします。

・後部パネルJ3に電源またはバッテリーを接続します。J3に接続するコネクタを使用して電源ケーブルを製作します。

・電源スイッチを入れると、I/Oコントローラがカチカチとリレーを初期化し、メモリ(E2PROM)を初期化します。バックライトOFFでLCD上に"INFO 201"が表示されます(この写真は撮れませんでした)。
・電源を入れて約10秒後にスイッチを写真の通り表示されます。

・一端電源スイッチをOFFにして2,3秒後に再び電源スイッチをONにすると約2秒写真の通り表示されます。
・"DISPLAY"をタップすると写真の通り表示されます。
供給電圧"12.3V"、消費電流"0.08A(80mA)"
・VFOノブを両方向に回すと周波数が変化します。
・VFOノブの右下の"RATE"を押すたびにSTEP数が変化します。
・"BAND+"で高い周波数帯へ"BAND-"で低い周波数帯へ変化します。(1.8/1.9Mはオプションなので表示されません)。
・ここまでの様子
 
 
・電圧プローブを組み立てます(後で茶色のケーブルに変えています)
・電源スイッチを切った状態で電圧プローブをP5に挿入し、P7のEXT側にジャンパします。
〜メニューの簡単な説明〜
・電源スイッチを入れ"DISPALY"をタップするとE(電圧),電流値が表示されます。
・電圧プローブの先端をRF基板 I/Oコントローラ U1の1ピンに触れます。
・デジタル電圧計で測定すると同じ5.9(6)Vを示し、ディスプレイと同じ値であることがわかります。

・電源を一端OFFにしてP7のジャンパピンをINT側に戻します。"MENU"をタップします。マニュアルには"STL"と表示されるとありますが、写真通りに表示されました。"040"はサイドトーンのボリュームの設定です。

・VFOノブを回すかまたは"BAND+""BAND-"をタップすると他メニューが表れます。
・この写真は電鍵を選択するメニューです。"HAnd"は縦振電鍵あるいは外部キーヤ用です。
"EDIT"スイッチを1/2秒間押します。
・VFOノブを回すかまたは"BAND+""BAND-"をタップするとパラメータ部分を変更できます。
・PdLn"パドル標準を示します。"MENU"スイッチを押して"EDIT"モードを抜けます。
〜較正機能の操作〜
・調整中に使用する較正サブメニューです。"EDIT"モードから"CAL OFF"が表れるまでVFOノブを回します。
・"OFF"パラメータからVFOノブを回すと"FCTR"(実際の表示は写真の通り)(周波数カウンタ)
・"Cur"(送信電流制限)
・"TPA" PA温度設定(KPA100オプション)
・S LO"Sメータの較正
・"S HI"Sメータの較正
・"PLL"VFOの較正
・"FIL"(水晶・フィルタの設定)
終了したらメニューに戻します。
・周波数カウンタ・プローブの組み立て
 
・10pFコンデンサとプローブチップ
・同軸ケーブルを長さ15cmに切り、10pFコンデンサ、プローブチップと接続します。
・熱収縮チューブを同軸ケーブルに被せておきます。
・圧着端子を取り付けます。
 
・コネクタ取り付け、プローブ側には熱収縮チューブを被せます。
 
 
・コントロール基板P6に周波数カウンタ・プローブを取り付けます。
・電源スイッチを入れ"CAL FCTR"を表示させます。
・再度"EDIT"をホールドし、"CAL FCTR"を表示します。カウンタ・プローブ先には何も当たっていないため周波数は0(Hz)になります。
・コントロール基板上の4MHz発振器(C22の左側)にカウンタ・プローブ端を触れさせます。4MHz(4000.00)に近い値が表示されます。
・〜音声増幅器とトーン・発振器試験〜
サイドトーンレベルメニュー"CAL S LO"を表示させます。
・イヤホンジャックにヘッドセット(ヘッドホン)を入れます。
・"EDIT"をホールドすると600Hzのトーン信号が聴こえます。VFOノブを回すと変化します。
 
"STP"(Side Tone Picth)サンドトーンピッチ に合わせます。"0.60"は0.60kHz(600Hz)。
・VFOノブを回すとサイドトーンピッチが変化します。
 
・最終的に0.60kHz(600Hz)に合わせました。

・エレクトロニック・キーヤ"MODE"をCWにします。K2背面のキージャックにキーパドルを差し込み、"InP PdLn"を表示し入力してみます。K2前面のKEYERツマミを回すと"SPd"9〜50"(WPM)可変ふすることを確認します。

・テスト中の様子
・AGCスレッショホールドの調整
K2前面のRFツマミを時計回り一杯に回し切ります(デジタル)電圧計でコントロール基板U2の5ピンに触れます。マニュアルによるとコントロール基板のR1を調整しながら3.80Vになるよう調整することにあっていますが、私は最大3.66Vまでしかなりませんでした。EDCさんに確認したところ問題なしとのことでそのまま進めました。
〜Sメータの調整〜
・"CAL S LO"を選択します。
・VFOノブで最も左のセグメントが点灯するように回します。
 
・もう少しVFOノブを回してセグメントが消えるように回します。
・"CAL S HI"を選択します。
・"VFOノブを最もセグメントが点灯するように回します。
〜バーグラフ電流テスト〜
・バーグラフLEDを使って既知の消費電流により電流測定回路をテストします。
・"GrPH DOT"を選択します。
・K2前面のRFゲインを最低にします。その時LEDバーグラフのセグメントは10で点灯します。
・パラメータ"NITE"から"DAY"に変更します。
・バックライトが消灯します。
・メニューを抜け出し、"DISPLAY"をタップして、電圧/電流モードで電流値を書き取ります。
・"GrPH BAR"を選択すると使用しているレベルまでセグメントがすべて点灯します。

・"LCD DAY""GrPH BAR"使用時、
 0.22(A) //
・"LCD DOT""GrPH OFF"使用時、
 0.06(A) //

・バッテリー使用時は消費電流を抑えるようセットします。

 * 所用時間 6時間
 
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